Amazonでやらせレビューを見抜く方法とは?
オンライン(ネット)ショッピングを利用したことはありますでしょうか?
おそらく、インターネットを日常的に使う、多くの人が一度は利用しているのではないでしょうか。特に、地方に住んでいる人達にとっては、とても便利で生活をする上で欠かせないサービスかもしれません。
しかしながら、商品の受け取り後に「イメージと違う」「すぐに壊れた」など、ネット上で購入したことを後悔することも少なくありません。
ここでは、オンラインショッピング「Amazon」で失敗しない商品選びのコツをご紹介いたします。
オンラインショッピングの口コミ・レビューとは?
ネットショッピングでは、「現物を確認してから購入することが難しい」ため、口コミやレビューを参考にすることが多いかと思います。
しかし、それでも失敗してしまうのは、嘘の口コミやレビューを信じてしまったからです。商品の機能や使い心地を教えてくれるレビューは、一見公平性のある情報のようですが、購入者によるものとは限らないのです。
サクラによる口コミ
Amazonのみならず、楽天市場、Googleマップなどで、「サクラ」として商品や飲食店などに、高評価な口コミを書き込む行為が、クラウドソーシングサイト等で売買されているのは有名な話です。
アマゾン「やらせレビュー」の首謀者を直撃、楽天も餌食に
大手通販サイト、アマゾンでは金銭を受け取って「コスパ最高」「大満足」などと、高評価のレビューを書き込む「やらせ」が横行している。
実際にやらせレビューを投稿した人の証言がテレビやネットのニュースでたびたび報じられてきた。ただ、やらせを司令している首謀者のインタビューにたどり着いた報道は皆無だ。
元凶に迫るべく、記者は昨秋、ネットを通じて首謀者の一人に接触を図った。取材の意図を丁寧に説明し、交渉を重ねた結果、ついに面会に同意してくれた。
急いで向かった先は中国・深圳。市内中心部から北に10kmほどの坂田(バンティエン)地区で初対面した王宇航(ワン・ユーハン、仮名)氏は屈託のない青年だった。
この地区に集積するネット販売業者の1つが王の勤務先だ。彼の証言から、坂田地区全体が日本のアマゾンに嘘をまき散らす“汚染源”であることが判明した。
汚染の範囲はアマゾンから楽天市場に広がろうとしている。
引用:日経ビジネス
やらせレビューを見抜くことは可能?
ショッピングサイトなどのレビュー機能にもよりますが、概ね可能と言われています。
例として、Amazonのレビューから、レビューをした「ユーザーのプロフィール」を辿ることで、そのユーザーが過去にどんな商品に対してどのようなレビューをしてきたかが分かり、そのレビューは適正かどうかを判断することができます。この方法は、Googleマップのレビューでも有効です。
しかし、ネットで買い物をするたびに、レビューした「ユーザーのプロフィール」を見てと、繰り返すのはとても面倒です。
そこで、Amazon限定ではありますが、簡単にやらせレビューを見抜くサービスが誕生しました。
サクラチェッカーとは?
サクラチェッカーとは、最近話題になっているサクラ、やらせ、ステマレビューを簡単に見抜くシステムツールです。ECサイト(Amazon)で満点に近い商品でもサクラを見抜き、サクラを除いた本当の点数が分かります。
このツールは無料で誰でも利用することができ、「会員登録」などの煩わしさもありません。
サクラチェッカーの使い方
サクラチェッカーの使い方は非常に簡単です。
①サクラチェッカーのURL(https://sakura-checker.jp/)を開く。
②購入を検討している商品の「URLをコピー」してサクラチェッカーの入力欄に張り付ける。
③チェックを実行する「Go」ボタンを押す。
サクラチェッカーの分析項目
以下の項目からサクラ度を見抜きます。
- 価格・製品
- ショップ情報・地域
- ショップレビュー
- レビュー分布
- レビュー日付
- レビュー&レビュアー
- 怪しい日本語のサクラレビュー
- ライバル社からの悪評(工作員レビュー)
上記の分析を不正レビュアーグループに潜入して得た「ロジック」や「機械学習」の仕組みを複合的に使用し分析しています。
分析項目の見方
サクラ度「99%」を検出した商品を例に説明します。
「参考になるレビュー」を見ると、どの項目でサクラ度の判定をしたのかがわかります。
「信頼性の高いレビュー」「怪しい日本語のサクラレビュー」「注意喚起レビュー」「工作員レビュー」を検出した場合は、ボタンをクリックすると内容を確認することもできます。
さらに詳細を確認したい場合は、「サクラ度(注意度)の詳細分析」をチェックするのがオススメ。
何故その分析になったのか詳細理由と詳細な分析結果を確認できます。
探偵と口コミ・レビュー
今回は、オンラインショッピング「Amazon」で失敗しない商品選びのコツをご紹介させて頂きました。以上のように、「サクラチェッカー」を用いることで簡単に「やらせレビュー」を見抜くことが可能です。
しかし、本当の問題は、オンラインショッピングに限らず、世間にはやらせレビューが蔓延していることです。
探偵業界も例外ではありません。例えば、探偵紹介サイトの口コミは「アフィリエイト広告」の可能性が高く、自社サイトに記載されている「調査実績」や「お客様の声」も本当とは限りません。
ネット上の情報は全て鵜呑みにはせず、可能な限りご自身で確認して、最終的な判断をすることが大切です。